院長のコラム

エソラ(妄想癖の果てに)

第3回長嶋雄一クリニックカラオケ大会に向けて 

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親と息子、42歳の父親と12歳の息子、30歳も違えば共通の話題・認識なんてありえないと思っていました。しかし、息子が自分で買ったCDを持ち帰って聴いているのを傍で聞いていて、「(色々思うことはあるけれども)ミスチルやっぱりいいや。」と素直に感じてしまいました。最新のアルバムの中では「エソラ」が歌詞、曲調ともに秀逸で、ビデオクリップも思わず見入ってしまいました。

15だったか16歳だったか、最も多感な時期のあの夏に聴いた佐野元春の「ノーダメージ」、それ以前は、しっとりしたというか、叙情的というか、悪く言えば演歌調のフォークソングか、もしくはベストテンで流れる歌謡曲しか聴いてこなかった自分にとって、ずるっと滑り落ちそうになるくらい世界観が変わったのを覚えています。街のボーイズ&ガールズ、プリティーフラミンゴ、瓦礫の中のゴールデンリング、バルセロナの夜、レッドローヒールパンプス・・・、都市には自分の知らない世界がありふれているんだ、そこに行けば自由を謳歌できるんだ、とワクワクしたのを覚えています。我が息子にとって、自分にとっての佐野元春がそうであったように、ミスチルが彼にとっての「小僧の神様」なのかな、と思うと感慨深いものがあります。佐野さんが25年経った今も良質な歌を紡ぎだしているように、ミスチルも20年経ってもワクワクするような曲を作っていてくれたらな、62歳の父親と32歳の息子がカラオケで「エソラ」を歌えていればな、と息子が帰寮する前日に妄想しています。
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「サムデー」は勿論いいのですが、「情けない週末」は最高です。

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