院長のコラム

セーハを制覇出来るだろうか

悪戦苦闘・四苦八苦

Guitar magazineからの画像を拝借
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今年の夏から週一回の割合でギターを習っている。僕の先生はアロエルートの松本君である。地元を中心に活動しているデュオのミュージシャンで、昨年秋にはメジャーデビューも果たしている。
松本君は、四捨五入すれば僕よりも二十歳も年齢差がある。僕が付き合っている年下世代よりもさらに下で、出会う機会などほぼないに等しい。しかも、ギター教室を公に開いているわけではない。たまたま、知人を通じて教えてもらえるようになった。

その知人とも偶然に出会った。地元の靴修理をしている店をネットで探していたところ見つけた店の経営者が彼であった。しかし、その修理店は車の板金もしているとかで何とも胡散臭かった。恐る恐る訪ね修理を依頼したところ、こちらが想像していた以上になって返ってきた。修理というよりも再生、原状回復というよりもリメイクといった感じである。以来、靴修理で何度もお世話になった。オーナーの人柄を知るにつけ信頼も一層深まり、いつの間にか飲み友達になった。
そのオーナーが主催するバーベキューに誘われ出会ったのがアロエルートである。宴もたけなわ、二人の演奏が始まった。名前は聞いていたが曲を聴いたこともなく、ましてや興味もなく、酒宴のBGM程度に聞き流すつもりでいた。ところが、始まって間もなくすぐに彼らの演奏の虜になった。曲にして三、四曲ほど、時間で言えば数十分程度だったが、心臓にズシンと突き刺さった。「やっぱり、プロは違う。」心底思った。演奏を終えた二人の所へ直様駆けつけ、近々開設する介護施設の謝恩会での演奏をお願いした。
出会いが出会いを呼ぶとは、こういうことなのだろう。意識、意図しなくても、積極的に動かなくても、出会うべき人とは出会う運命になっているのだろう。

習い始めて四ヶ月ほどになるが悪戦苦闘している。コードの移動がスムースに行かない。何よりもセーハが難しい。セーハとは、一本の指で同一フレットの複数の弦を押さえる方法である。ギターをちょっとでも触ったことがある人なら分かると思うが、もっとも代表的なコードがFである。僕は今までに何度Fに悩まされ打ちのめされてきたことか。もう何度目の挑戦になるだろうか、ようやく押さえられるようになりつつあるが、一緒に習っている友人は四苦八苦している。
左手もそうだが、右手も思っていた以上にややこしい。8ビートに16ビート、ビートを安定的に刻むことが何と難しいことか。しかも、これにシンコペーションが加われば未知の世界に入り込んだとしか言い様がない。現時点では、ばらばらな左右の手の動きを脳で一旦考え出力するようにしている。いつの日か、考えなくてもリズムと手が一体になる時が来るのだろうか。(つづく)

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