院長のコラム

思わぬところで海陽学園

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マスゴミなる言葉がある。マスメディアを、侮蔑、嘲笑する際に用いる言葉である。公正中立であるはずのマスコミの偏向報道、特に現政権に対するそれは、あまりに杜撰で悪意に満ち、ある種のいじめと僕は感じている。個人的に、安倍首相はよく頑張っていると思う。細々したことを言い出せば切りがないが、前民主党政権時代と比較すれば火を見るよりも明らかである。

マスコミの言うことは信用ならない、と僕が実感したのは森友学園問題である。そもそも、なぜ国有地が安く売却されたのかが物事の本質だったはずなのに、いつしか小学校建設に首相および首相夫人の意向があったかどうかにすり替わった。しかも、その情報源はほぼ籠池前理事長からのものである。籠池氏は虚言癖、妄想癖の強いペテン師、と僕には映っている。というのも、小学校の認可にあたり私立学校審議会に、海陽学園に推薦枠を提供してもらうことで合意との内容を報告していたらしい。かつて息子達が海陽生だった保護者の立場から言わせてもらうなら、そんなことは絶対にないと断言できる。インタビューに応じた籠池氏が「(海陽学園の理事長である)葛西敬之氏(JR東海名誉会長)のリップサービスを真に受けてしまって。」と答えていた。もちろん、海陽学園もJR東海もそのような事実がないことを直ぐ様否定した。事実無根の話をでっち上げる籠池氏を詐欺師と言わず、誰を詐欺師と言うのか。一事が万事である、その他の彼の証言も到底信用出来るはずがない。

不正を働いている人間の証言を、裏も取らず公共の電波で連日流すことが報道の仕事なのだろうか。そもそも発言が正しいのかどうか、非難されているもう一方の意見も鑑みることが、公正中立な立場ではなかろうか。胡散臭い人間の話を一方的に報道すればするほど、真実が覆い隠されるような気がする。話は少し逸れるが、最近、船越英一郎・松居一代夫妻の離婚問題が話題になっているようだ。僕は、彼女のYou tubeを見ることもないし、ワイドショーでその話題になればチャンネルを替えている。夫婦喧嘩は犬も食わないという諺があるように放っとけばいい話である。冷静さを欠いた松居さんの発言を一方的に放送することは、森友学園報道と同じである。報道とワイドショー、ごちゃまぜで味噌糞一緒の世界が僕の目に映っている。「ああそうか、肩入れしたい方の発言を連日垂れ流すマスコミが胴元の詐欺師なんだ。」腑に落ちた。

「あんたのところの子供さん、あの森友学園で有名になった愛知の学校へ行ってたんと違うか。」、何人かに尋ねられた。一期生の東大進学者十三名という華々しい結果以降、あまり話題にならなかった海陽学園の久しぶりのニュースである。嬉しいというよりも、あの理事長に一方的だが好意を持たれたことに恥ずかしさを感じた。そして、その質問の後必ず続くのが、「ところで子供さん、今何してるん?」となる。匿名のブログとは異なり、院長コラムで何度も取り上げた海陽学園である。どこかで終止符を打ちたいのだが、打てずじまいで時間ばかりが過ぎている。

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