院長のコラム

新しい航海

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今月、二月十九日で開業して十年を迎える。十年一昔という言葉があるように、開業という人生最大の賭け事がもはや昔話になってしまうのだ。十年間の出来事が走馬灯のように浮かび、感慨深いの一言では済まされない複雑な心境だ。良いことばかりでは決してなかった。辛い出来事もあったが、今となっては自分自身の成長の糧になったと苦笑いできそうだ。先ずは、自分自身、家族、そしてスタッフが大過なく過ごせたことに感謝しなければならない。

思い出に浸ってばかりいられない。僕が生きている限りクリニックは存続する。それは即ち、僕を支えてくれている人々に対する責任を引き続き負うことである。そう考えると、身の引き締まる思いである。大袈裟なようだが、マゼラン海峡を経由し大海原太平洋に踏み出したフェルディナンド・マゼランのような気分だ。十周年はあくまでも通過点で、これからどんな困難・苦難が待ち受けているか分からない。しかし、開業前と異なるのは、僕には経営者として十年の経験知が備わった。最近、身の回りで警察沙汰になるような出来事が起こったが全く動じることはなかった。何よりも、僕には沢山の仲間・支援者がいる。こんな心強いことはない。次の十年、新たなる航海に向けて仕切り直しである。

仰々しくなったが、新たな旅立ちの第一弾がホームページのリニューアルである。クリニック進化の一丁目一番地がホームページの更新とは何とも情けないが、決断するまでには意外と時間を要した。見慣れたホームページに手慣れた更新フォーマット、変える必要性は全く無かった。患者さんから苦情があった訳でもない。 知人を介して紹介された人物に、数年前から「先生のホームページはスマホ対応になっていないですよ。正直、形式が相当古いですね。」と指摘されていた。そこまで言うのだから相当自信があるのだろう、介護事業所と鍼灸整骨院のホームページの作成を彼に任せた。思っていたよりも安い金額ででき、かつ維持管理費用も相当安く済んだ。何よりも、想像していた以上に意匠が良かった。「次は先生の番ですね。」、昨年秋ごろからせっつかれていた。

歳とともに保守的になる、オーバーフィフティーズ(五十歳以上)の僕のイメージだった。しかし、この年齢になってその理由がよくわかる。若い頃と異なり、新しいことを受け入れ慣れるまでに時間がかかる。生活スタイルが確立されているので、新たに何かを取り入れる必要がない。年を経て孤独とは少し仲良くなれたような気がする、ツイッターにfacebook、もう人と繋がらなくても十分である。新たな一歩を踏み出さなくても生活に支障はない。 けれども、ふと考えた。ホームページさえもリニューアル出来ない人間が、刻々と変わる医療・介護・福祉行政に携わっていけるのだろうか、と。細やかなことだが、次の段階に進むため自分自身を進化させるため、思い切ってホームページを変えてみた。昨年、十周年を迎えるにあたって公私にわたって布石を打っていたことが今年現実化する。日産のテレビCMのコピーを思い出した。「やっちゃえ、ユウイチ!」

 

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