院長のコラム

聖地グランドYへ 

久しぶりの渋谷 
15-8-9-1

理由は良く分からない。忙しかった昨年よりも、今年はさらに内視鏡検査数が増えている。人口が増えているわけではないので、初めて内視鏡検査を受ける方や以前他院で検査を受けた方が当院を選択してくれるのであろう。とにかく、去年よりも慌ただしい日々を過ごしている。
加えて週末は、次男の野球の応援や研究会参加等、ゆっくり寛ぐ時間がなかった。院長コラムさえ書く時間がなかった。確かに書く余裕もなかったが、正直なところ時間を割かなかった、と言った方が正確である。最近、時間があれば習い始めたギターを手に取るようになった。たった五分のつもりが、半時間経つのはあっという間である。趣味を持つようになって時間を持て余すことはなくなったが、逆にルーチンワークにしわ寄せが来ている昨今である。

地方で開業していると、学会・研究会への参加はどうしてもお座なりになってしまう。けれども年に一度、七月に品川で開催される臨床消化器病研究会には、万難を排して参加するようにしている。この会は、日常診療に慣れきったうすのろな脳に強烈な刺激を与えてくれる。自分の未熟さ、無知さを否が応でも知らしめてくれる。「こんな自分ではあかん!」、参加後しばらくそう思わせてくれる数少ない研究会である。
上京は、知的好奇心の向上とともに日頃お世話になっているショップ、ヨウジヤマモト青山店への表敬訪問も兼ねている。おいそれとは行けない東京、普段は電話のやりとりのみで商品を購入せざるを得ないが、この時ばかりは直に商品を見て触って試着して、スタッフと直接やり取りできる格好の機会である。今回は特に、グランドYに行くのが目的であった。

グランドYは、ヨウジヤマモト社のブランドを複数展開するコンセプトショップである。渋谷という土地柄を考慮してか、ユニセックスをコンセプトに若年層をターゲットにしている。コンセプトショップが故に実験的な取り組みもなされており、グランドY限定でウルトラマンやエヴァンゲリオンとのコラボ商品も展開している。
以前にもコラムで書いたように、青山店で以前働いていた方がグランドYに移動になったご縁で、エヴァンゲリオンとのコラボ商品を購入できた。ヨウジヤマモトのコレクションで展開した型を用いて、そこにグランドYのコンセプトを落としこむと、命がけと遊び心が絶妙に絡み合って得も言われぬ雰囲気を醸し出す。コラボ商品なので商標権が絡んで価格高騰と思いきや、コレクション価格を知っている人間からすれば非常にリーゾナブルな価格設定である。

上京する一週間前の夜、7月24日から秋冬物を展開する主旨の電話がショップスタッフから入った。「ああ、ちょうど上京する頃か。」と半ば上の空で聞いていると、今回は笹田靖人氏とコラボするとのこと。笹田氏と言えば、昨年ヨウジの秋冬コレクションで四百万円を超える手書きレザーを発表した新進気鋭の現代作家である。しかも、立ち上がりの三日間、本人が来店するとのこと。昨秋、彼の作品とライブイベントを見に神戸まで、わざわざ車を走らせた僕である。心身ともに疲れていた体が急にシャキーンとする感覚を覚えた。「分かりました、行くようにします。ところで、渋谷パルコってどこにあるんですか。」(つづく)
15-8-9-2

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