院長のコラム

フランクミュラーと森伊蔵

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十月十日水曜日、去年に引き続き今年も、フランクミュラーを筆頭とするウオッチランドグループの京都でのWPHH Japon 2018に行ってきた。招待されたと言いたいところだが、最低でも三桁万円する時計を頻回に買えるわけもなく、知人の厚意と時計店の配慮により半ば強引に参加させてもらったと言っても過言ではない。京都THE SODOHで開催される展示会は、フランクミュラーの世界観が隅々まで反映されており、今回で三度目の出席になるが毎回感心することしきりである。

昨年は、ブランド誕生二十五周年という節目の年でもありフランク本人と面会することが最大の目的だった。代理店スタッフの指示で移動と待機を繰り返し、ゆっくり展示を見る時間はなかった。今回は、比較的余裕を持って見ることが出来た。ここ最近、フランクミュラーはヴァンガードというモデルが一押しである。けれども、僕にはどうもそのデザインが好きになれない。トゥールビヨンなどの希少で何千万円もする時計も見ることができるが、買えなければ買う気も全く無い。万が一宝くじで六億円が当たったとしても、絶対に買わないだろう。腕に家が買えるくらいのものを身につけるなら、それこそ家、もっと言えば別荘が欲しい。日がな一日、海をみてぼーっとしていたい。それも夢のまた夢なのだが。

今回の展示会では食指があまり動かなかった。見慣れたせいもあるが、もうひとつ理由がある。時計は宝飾品なのか資産なのか、迷っている。というか、確信を持てないでいる。何度も引き合いに出すが、二十年前に購入したスポーツロレックスが、今や購入時の三倍もの値がついて中古で売られている。かたや、デザインに惚れ抜いて購入したブルガリのアショーマは生産中止となり、中古が半額前後で売られている。フランクミュラーも然りで、認定中古で六から七掛け、物によっては半額程度で販売されている。車のように時計を買い換える気は無いが、自分の購入したものが値を下げていくのは気分がいいものではない。

一押しのヴァンガードと自分の迷いが購買意欲を喚起しなかった今回のエキシビジョンだった。それでは声をかけてもらった時計店に申し訳ない。何か身近なものを購入しようと探していたところ、いい塩梅のものが見つかった。フランクミュラーと焼酎で有名な森伊蔵、そして霧島切子がセット販売されていた。価格を見てびっくり、八万円ちょっとするのだ。自分の価値範囲ではあり得なかったが、時計を購入することに比べたら遥かに安い。聞くところによると、銀座SIXで一日一セット限定販売されているものが、今回のイベント限定で購入可能だそうだ。手ぶらで帰るのは後ろめたく思い切って買うことにした。

後日、仲のいい夫婦ともども食事をしていたら、その話題になった。友人の奥さんがちゃっちゃっとネットで調べて「これですか?」と携帯を見せられて驚いた。何とボトルだけで購入金額以上のプレミアが付いている。セット販売のものになると1.5倍の価格が設定されていた。「これなら森伊蔵を皆で出し合って買って、このセットを眺めながら飲めるな。」、滅茶苦茶盛り上がった。到着する日が今から楽しみだ。転売する気は毛頭無いが、自分の購入したものにプレミアが付くのは気分がいいものだ。

 

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