2月14日、青山と日比谷の交差点にて……僕は、星を贈る。(第四話)
【この文章のはじめに、ハズレモンから】
激痛にのたうち回ったプールサイドの記憶もどこへやら。僕は無料のスパークリングワインに吸い寄せられ、再びグラスを傾けていた。この業の深さは、もはや不治の病かもしれない。
しかし、そんな僕が恩師への贈り物を選ぶ時だけは、病的なまでの「執念」と「深謀遠慮」を燃やすことになる。
なぜ僕は、イタリアの老舗ブランドを諦め、あえて王道のモンブランにすべてを託したのか。銀座の夜を彩る「星」を選び抜くまでの、孤独で滑稽な試行錯誤。
右足の違和感を抱えたまま、戦場へと向かう大人の男のこだわりを、ここにお届けする。
【無料という言葉に抗えない貧乏性】
ひと泳ぎして、ひとっ風呂浴び、部屋へ戻ったのは午後五時半過ぎ。出発までまだ四十分ある。
調べれば、インペリアルフロアの宿泊者には、午後六時からワンドリンクサービスがあるというではないか。
続きは、noteという名の独房で。https://note.com/hazremon/n/n36d1adba9c26?magazine_key=m053a87753b44





