院長のコラム

天邪鬼の毒づきと祈りのようなもの:孤独な開拓者の「お礼参り」(2)

【長嶋家の時計と、約束されぬ青空】
今年の仕事始めは、1月5日と決めていた。 事前の予報では、2日の夜から日本列島を強い寒気が襲うという。普段は雪に縁のない西日本の太平洋側でさえ、積雪の覚悟が必要だと言い渡されていた。ところが、僕が熊野本宮大社への参拝を決めた2日の空は、そんな予報をあざ笑うかのような、見事な快晴であった。
三が日の晴天というものは、どうしてこうも特別なのか。 凛として清々しく、それでいて心身を鋭く引き締めるような、ただならぬ霊気が漂っている。その神聖な大気に触れるたび、僕の皮膚感覚は研ぎ澄まされ、日常の澱(おり)が剥がれ落ちていく。 大気そのものが一変したような、この厳かな正月を、僕はあと何度迎えることができるのだろうか。「人生百年」などと世間は喧(かまびす)しいが、長嶋家の血筋という時計に照らせば、この青空を仰げること自体、決して約束された既定路線ではない。そんな、男の宿命にも似た感慨を胸に秘め、僕は独り、ハンドルを握って聖地へと車を走らせた。
しかし、目的地に近づくにつれ、その感慨は「ある現実」によって無残に打ち砕かれることになる。

凛とした霊気に包まれたのも束の間。僕の眼前に現れたのは、平安の巡礼を嘲笑うかのような『令和の狂乱』だった。神聖なはずの境内が、一瞬にして牙を剥く。僕の心の奥底で、何かが鎌首をもたげようとしていた。つづきはnoteへ。https://note.com/hazremon/m/m22e7df5df561

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