院長のコラム

地獄の沙汰も金次第? 拝殿で弾く不埒な算盤:孤独な開拓者の「お礼参り」(3)

【慚愧の教訓と、包み直した二万円】
社務所の前は、祈祷を待つ参拝者で溢れかえり、ここでも人の波が滞っていた。 実は昨年の参拝時、苦い経験がある。夫婦で一万円という、今思えばいささか控えめな祈祷料を包んだ時のことだ。受付で申し込む際、禰宜(ねぎ)から「長嶋先生ですよね」と不意に声をかけられたのだ。地域に根ざす開業医として、その瞬間に感じたバツの悪さは慚愧(ざんき)に堪えなかった。
その教訓を胸に、今年は本厄ということもあって、いささか見栄を張って二万円を包み直した。男の虚栄心と言われればそれまでだが、それもまた僕という「現金」な人間の真実である。その甲斐あってか、授与された「お下がり」の品々が、昨年より明らかにグレードアップしていたことは言うまでもない。
「地獄の沙汰も金次第」とは、まさにこのことか。
だが、僕が本当に愕然としたのは、その対価として得た「祈祷の場」の変貌ぶりであった。

二万円を包み直し、僕が辿り着いた祈祷の場。そこで目にしたのは、敬虔な静寂とは程遠い「点呼」のような光景だった。柏手さえも空振りに終わる、不埒な本音の結末。聖域で僕が弾き始めた「算盤(そろばん)」の正体とは。ここから先の、さらに深い「毒」と「諦観」は、noteという名の独房でhttps://note.com/hazremon/m/m22e7df5df561

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