院長のコラム

槇原敬之と斉藤和義(2)


翌五月四日みどりの日は、大阪で落ち合った長男と一緒に帰宅し、五日の神戸国際会館の斉藤和義と思いきや、予定通り長女が参加することに。コンサートのチケットをゲットした時、長女は国家試験最中、当初、前回一緒に参加した長女と行く予定だった。まさかの国家試験合格と結婚。仕事や家庭、旦那のことがあり、長男を予備要員に考えていたら、長女が「何が何でも行きたい」と長男は東京にとんぼ返り、家族三人で一旦帰宅、翌日再び神戸に向かった。娘婿の出身地、近畿のコンサート開催の拠点、飲み友達が在住ということもあり、以前より神戸に行く機会が増し、オークラ ホテルズ&リゾーツの無料会員になったくらい。当日は昼過ぎに田辺を出発し、四時前にホテルオークラ神戸に到着、ホテルから無料シャトルバスを利用して初の神戸国際会館へ。

今回のツアー名は「KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2025 ”DOUBLE SETLIST” ~カモシカとオオカミ~」。各公演日に「カモシカ」と「オオカミ」といういずれかのタイトルを名付け、それぞれのエリアや日程で異なる二種類のセットリストを演奏するという斉藤和義初の試み。例えば神戸なら五日はカモシカ、六日はオオカミ、同じ神戸公演でも全く演目が異なる。今回のツアーは、キーボード奏者のいないギター・ベース・ドラムの四人編成。ある意味弦楽器主体のカルテットだから、それ用にバンドアレンジが施されている。当直明けの娘と現地集合し、自身三回目の斉藤和義に臨んだ。斉藤和義とは同い年、還暦前とは思えない風貌と衰えない才能に「自分も頑張らなければ」と勇気づけ励まされる。リードギター演奏する彼に「誰よりもブルースでロックな人だなぁ」といつも感心する。三十周年記念ツアーと異なり初見の曲が多くても大いに楽しめた。最終盤の「明日大好きなロックンロールバンドがこの街にやってくるんだ」からアンコールの「歌うたいのバラッド」「ずっと好きだった」には震えた。

コンサート終了後は、友人夫婦と中華料理店で待ち合わせ。開始時刻が遅かったため、一時間半ほどの滞在時間でフカヒレコースを掻き込みながら満喫した。あまりにも慌ただしくホテルに場所移動して一杯と思ったが、BARのラストオーダーは二十二時でとうに終了、仕方なく部屋で駄弁った。大好きなロックンロールバンドを楽しみ、中華を堪能し、友と酒を酌み交わす。子育て終了後の人生を、リフレッシュのため、自分のため、新たな発見のため積極的・能動的に活用している。トライしてみたいことはまだまだあり、可能性は無限に広がっているように思える。それは両親が叶えられなかったことに対するリベンジであり、子供達に見せる両親の生き方。残り少なくなった人生、もっと楽しむぞ!

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