院長のコラム

大阪城ホールでの祝祭―闇を切り抜く「純金」の咆哮:佐野元春デビュー45周年アニバーサリーツアー(最終回)

 

【闇を切り裂く「純金」の咆哮】
客電が落ち、暗転した大阪城ホールに八千人の息をのむ音が重なる。
フリフラの光が天の川のように揺れるなか、バンドメンバーが登場。全員が揃った瞬間、鳴り響いたのは「Happy Birthday! Moto!!!」の旋律。ステージに一筋の閃光が走ると同時に、佐野元春が現れた。
一曲目『君を想えば』のイントロが弾けた瞬間、会場のボルテージは最高潮へ。そこに立っていたのは、45年という歳月を背負った「レジェンド」などではない。今この瞬間を鮮やかに更新し続ける、現役バリバリの表現者としての姿だった。
アリーナ17列目。そこは、もはや単なる座席番号ではなかった。遮るもののない視界の先、スポットライトを浴びる佐野さんの輪郭が驚くほど鮮明に浮かび上がる。
かつて「Boys & Girls」だった僕たちの渇望を、一瞬で「今」へと引き戻すそのパフォーマンスは、一点の曇りもない純金のような輝きを放っていた。

【ロイヤルブルーに注ぐ光】
ライブ中盤、激しいロックンロール・ナンバーが続くなか、僕は自身の肩に馴染んだ「ヨウジ×バックラッシュ」の革の圧力と熱量を感じていた。

続きは、noteという名の独房で。https://note.com/hazremon/n/n13ca4e07f549?magazine_key=m9ed2d799b42f

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