院長のコラム

スーパーカーのオーナーは体もスーパー?

 


ご縁があり、ランボルギーニ大阪から、二月三日日曜、カクテルパーティーに誘われた。折角声をかけてもらったので行きたいのは山々だったが、日曜の夜、しかも大阪、とんぼ返りしなければならない。往復約四時間もかけて行くのは正直面倒くさく、当初やんわり断った。断ったものの、どんなパーティーか興味津々だし、どのような人たちが集っているのか野次馬根性がふつふつと湧いてきた。考えるほど踏ん切りがつかないでいた。「そうだ、誰か一緒に行ってくれれば!」、ライングループにその旨投げかけたところ、最近親交を深めたばかりの二人が手を上げてくれた。車に興味があるのはもちろん、「ぜひ社会勉強をさせて欲しい。」と若いのになかなか頼もしい。友人と三人で参加することにした。

夕刻、特急くろしおに乗って天王寺まで行き、そこから地下鉄御堂筋線心斎橋駅で降りて、御堂筋沿いにあるショールームを雨中訪れた。中には昨年発売されたウルスが飾られており、ウルスの内覧会も兼ねていたようだ。二人は輸入車のオーナーで、僕もかつてレンジローバーのオーナーだった。「(輸入車に乗っている(た)けど)このようなイベントはなかったよね。やっぱりランボルギーニは凄いよね。」そんな話から盛り上がった。我々の帰りは電車である。物見遊山気分で来ているから、どんどん酒が進んだ。宴もたけなわ、ゼネラルマネージャーのプレゼン、その後のウルス販売を記念したさとうたけし氏のパフォーマンスは見どころ満載であった。帰りの電車の都合上、長居できなかった我々は、午後八時前に中座せざるを得なかった。

帰りの電車は盛り上がった。富裕層の世界を垣間見た我々は、妙に興奮していたかもしれない。そうそう見ることが出来ない世界を見た高揚感。とともに、「意外と別世界ではないな。」という実感。「スーパーカーのオーナー(もしくは購入予定者)は、恰幅のええ人が多いな。」が三人の共通認識だった。ランボルギーニと言えば、シェイプされたフォルムにエッジの効いたラインが特徴的である。けれども、オーナーにエッジの効いた人は見かけなかった。スーパーカーの近くには、ステレオタイプかもしれない、やはりスーパーメタボの方が多かった。スーパーメタボになった結果スーパーカーに乗れるのか、スーパーカーに乗るにはスーパーメタボが重要な因子なのか、富裕層の世界を知らない我々に教えて欲しい。パーティーには夫婦同伴も多かった。似た者夫婦という言葉があるけれども、今回、夫と同じ体型の奥さんはほぼほぼ見かけなかった。スリムな体型、品のある洋服、一流ブランドのバッグに、服装にマッチしたアクセサリー。若き二人と同様、僕も夫婦の在り方を社会勉強させてもらった。個人的で一方的な意見であることを理解していただいた上で感想を述べるなら、富裕層は夫婦の価値観が異なるのかもしれない。自分の体型をなかったことにしてスーパーな車を求める夫、ぶくぶく太っていく夫を横目に自分を磨く妻、である。

今回、男三人のむさ苦しい半日旅行になった。五十代の僕を筆頭に、四十代、三十代の彼ら。年代も異なれば、職歴、学歴、育ってきた環境が全く異なる三人だ。出会って間もないけれども不思議と馬があった。価値観の共有を積極的に求めなくても、ふらっと出会い、何気ない会話で通じ合える。またまた飲み友達が増えた。故に、一週間百五十分のトレーニングを自身に課さなければスーパーカーには乗れない。

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