『田辺市高等教育機関(大学)設置可能性調査検証結果報告書』に思う。(2)
【市長派だった後輩からの、予期せぬ「警告」】
2025年4月、現職の真砂氏は人口減少対策を最重要課題に掲げ、見事に6選を果たした。その公約の柱に据えられていたのが「公立大学設置の可能性検討」である。
年が明けた2026年のある日のことだ。かつて市長の決起集会を共にした高校の後輩から、思いもよらない連絡が入った。「先輩、この大学構想、このままでは本当にマズいですよ。同級生たちと反対派として動くことにしました。色々と相談に乗ってください。本格的な運動になったら、ぜひ支援をお願いします」
市長派の急先鋒だったはずの彼の変節に、僕は少なからず動揺した。「そうか……自分でも一度、詳しく調べてみるよ」、そう素っ気なく返すのが精一杯だった。
【74ページの「魔導書」をAIに読み込ませる】
それまで僕は、地元にいながらこの「新設大学構想」には無頓着を決め込んでいた。
市が公表した「田辺市高等教育機関(大学)設置可能性調査検証結果報告書」は、実に74ページ、データ容量4.7MBに及ぶ大著だ。多忙な外来診療の合間に、この膨大な資料を精読する時間は物理的に存在しない。
しかし、今は令和である。僕は手元のAIにこの報告書を読み込ませ、医師が病状を診断するように、冷徹な問いを投げかけた。「人口6万5千人。大阪から特急で2時間かかる地方都市。校舎予定地は旧庁舎跡地の津波浸水区域。定員140名。――この大学は、経営として成立するか?」
返ってきた診断結果は、背筋が凍りつくような内容だった。
4.7MBのPDFを読み込んだAIが返してきたのは、市が語る「希望」とは真逆の、冷徹なまでの「診断結果」だった。なぜ、この計画はこれほどまでに危ういのか。その具体的なデータと、僕が抱いた背筋の凍るような予感の正体を、ここから詳しく。続きは「note」で。https://note.com/hazremonn/n/nf97b8e256bd0





