院長のコラム

医師会旅行初体験記~医師会旅行へ行こう!~Part1

ホテルの印象 
この文章も昨年(平成19年)10月に医師会旅行に行った後、田辺市医師会報に投稿した文章です。実在する施設名がありますが、決して誹謗中傷、非難するものではなく、実体験に基づいたものである事を理解下さい。
当初は旅行に参加しない予定だったにも関わらず、思案の末、家族5人で参加させていただくことになった。自身の生誕地でもあり、我が子の名前は、北海道の人たちの大らかな性格や雄大な自然に感銘を受け北海道にちなんで命名をした。鮭が生まれた川へ戻るように、今回子供達に北海道を見せてあげたい、私自身旭川医科大学の医局を離れて10年近くになるので家族で参加することになった。医師会の先生方・奥様方には、子供3人を何かと気にかけていただき感謝するとともに、大変ご迷惑をおかけしましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。
今回の旅行の目玉は、何と行っても来夏の洞爺湖サミットの会場となるウィンザーホテルに宿泊することであろう。もうこの時期から警備体制がとられており、山の中腹で警備員が目を光らせ、ホテルの利用以外の見学は禁止されているようであった。ホテルはポロモイ山の頂上にあり、ホテルからは東に洞爺湖、西に内浦湾を眼下に素晴らしい景色を堪能できる。2日目の夜の宴会で杉本先生が「ホテルは確かにすばらしく、サミットが開催されるのはよくわかるが、あまりにも目立つところにあるのでミサイルで狙われ、飛行機で突っ込まれる危険性があるのでは?」と発言され、皆も妙に納得心配していた。ホテル内にはミシュラン3つ星レストラン「ミシェル・ブラス」の世界唯一の支店「ミシェル・ブラス トーヤ・ジャポン」や料理旅館「美山荘」などの名店があり、スパ、プール&フィットネスを兼ね備え、ゴルフ場、スキー場、テニスコートなども整備されている名実揃った北海道の有名な高級リゾートホテルである。しかし、北海道に住んでいたことのある自分としては???であった。バブル景気の前後にリゾート開発業者カブトデコムにより建設された会員制高級ホテルが前身であり、当時は「ホテルエイペックス洞爺」と言うホテル名であった。バブル期に立てられたホテルらしく優雅で贅沢な作りを誇っていたが、会員権が売れずたちまち不良債権化し、債権主の北海道拓殖銀行を巻き込みながら営業休止に追い込まれたという経緯を知っているからである。現在はセコムの所有、運営は株式会社ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナルに委託しているそうである。
ホテルの印象を、異論反論あることを承知の上で、あくまでも私見ということで、百聞は一見に如かず、率直に書かせてもらうことにする。当地にも、ウィンザーホテルとほぼ同様の経緯経過をたどった「川久」というホテルがある。建築物として比較した場合、「川久」の方が相当突き抜けているように感じた。川久のロビーに立ち並ぶ柱は1本1億円とも言われ、ロビーには1脚100万円近い椅子が何十脚も置かれ、床にはびっしりイタリアから送られて来たタイルが敷き詰められている。それ以外にも豪華さだけを上げればきりがない。ホスピタリティーという観点からみても、東京の一流ホテルの方がスマートで洗練されているように感じた。というのも、今回参加された皆が閉口したのは、2日目の宴会時に小幡先生の乾杯の挨拶で懇親会が始まり、さあ前菜をいただこうとした時に、支配人代理というスタッフがマイクを持って礼だけ言うならまだしも、サミットの会場になっただの、サミットで忙しいだの慌ただしいだの、東京のニューオオタニでサミットを経験したスタッフがいるだの、サミットが終わればまた来てほしいだの、サミット、サミット、サミット連呼の挨拶であった。釧路医師会病院勤務時、開院記念パーティーに某国会議員が来賓挨拶した際、マイクを持ってなお大声で「私がやりました、私が頑張りました」と連呼した際の不快感、不快感を通り越して抱いた嫌悪感を思い出した。おそらくその日のディナーはゆうに1万円を超すものだったのだろうが、味の方は全くといっていいほど覚えていない。覚えているのは、諸先生が自由行動で体験したこと、実感したこと、学んだことをおもしろおかしく語ってくれたこと、それでお腹が一杯になった。

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